ふらッとあーと

ふらっと訪れた美術館や展覧会についての記録

レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル

どうしても載せたかったのに、1ヶ月も経ってしまった…

いま話題の現代アートレアンドロ・エルリッヒです!

 

www.mori.art.museum

 

レアンドロ・エルリッヒは日本では金沢21世紀美術館に恒久展示されている《スイミング・プール》が一番有名です。

2014年にはその金沢で個展が開催されました。
当時、学生だった私は友達と夜行バスでいきました。
(その日の夜の夜行で帰るという強行旅行)

わたしは《スイミング・プール》しか知っていませんでしたが、ほかの作品も大型で、体験して楽しむことができました。
外からの鑑賞だけではわからない、作品の中に入ることで生まれる驚きがとても新鮮で、わざわざ金沢まで足を運んだかいがあったなーと思いました。

 

で、満を持して東京で個展開催です。
しかも、近作だけでなく初期から現在に至るまでを俯瞰できる展覧会です。

昨年の12月24日の夕方に行ったところチケット売り場まで1時間(多分、シティービューとか一緒だから…クリスマスイブだから…)でした。
なので、先に食事(飲み放題付き)を済ませてから入館しました。とにかく酔っ払っていたのであんまり覚えてないのです笑

そこで、1月20日のトークイベント(森美術館ではラーニングと言うようです)に参加して、改めて見てきました!

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トークセッション 「プロトタイプとしてのアートについて考える―レアンドロ・エルリッヒ作品を通して」と題されたこのイベントでは、フランスの哲学者エリー・デューリングが提唱するプロトタイプ論を元に、エルリッヒ作品を紐解く会でした。

哲学を学んでいない私にとってはさっぱりな内容かと思っていましたが、プロトタイプ論とは何かという導入からはじまり、エルリッヒ作品について、質疑応答と濃密な時間でした。

中でも、デューリングが普通の作品では、作品構想→制作(過程)→完成ですが、完成のあとがつづく作品だと言っていたのがとても印象的でした。
エルリッヒの作品は、完成後に鑑賞者が作品の中に入ることで、ようやく本当の完成と言えるのかもしれません。
その本当の完成もある程度の予測し、エルリッヒがコントロールしているという指摘もありました。

ただただ楽しんで鑑賞していた私にとっては、新たな視点からみることができた機会となり、いってみてよかったです。

エルリッヒ本人も登壇し、歴史的な瞬間を目撃することができたような気分です。

別の話になりますが、外国人のプレゼンと日英同時通訳機が初体験でした(笑)
両方ともすごいですね(いろんな意味で)

そのあと、イベントを思い出しながら、展覧会を周り鑑賞することができました。

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デューリングが推してた作品

 

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一番人気で人がすごかった作品とその模型

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金沢にある《スイミング・プール》の模型

 

 

 

鑑賞日:1月20日(土)
所用時間:トークイベント2時間+鑑賞1時間