ふらッとあーと

ふらっと訪れた美術館や展覧会についての記録

杉本博司 ロスト・ヒューマン 東京都写真美術館

続けてこちらも…

 

東京都写真美術館のリニューアルオープン記念展

 

東京都写真美術館

 

東京都立の美術館は交代で工事をしている

(現在は現美)

そんなに長く閉まっていた感じがしないのはもともとあまり行ったことがなかったからだろうか

恵比寿駅から動く歩道でぼーっと久々の空気を味わいながら向かった

 

でかでかとTOPと壁面に掲げた美術館になったが、中はそこまで変わった印象はなかった

(TOPのOは何なのか…)

 

ショップの配置が変わったことが大きいのかな

ナディッフのショップ

今回は寄れなかったけど、恵比寿に本店がある

白を基調としていて、グッズより写真集などの書籍多めのショップだった

 

 

〈今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない〉

 

印象的なことばからはじまるこの展覧会は人類と文明の衰退後の世界を杉本自身が集めた古美術品、骨董品、そして杉本の作品で構成され、3階からはじまる

 

リニューアルオープンと聞き、まっさらな空間を思い浮かべていくと、とんでもなかった

壁はトタンで覆われて、薄暗くまるで迷路のような不気味な空間をさまようことになった

 

それに加え、入り口でもらったキャプションを読みながらで時間がかかる

時々展示品のロブスターが歌う

2回目に聞いた時はそこに30分いたことになる

 

各キャプションはそのテーマにリンクした人々が書いているようで、誰が書いたのか見るのも楽しかった

束芋の字がよかったなぁ

あれはフォントなのだろうかアンジェちゃん

それにしても杉本博司の人脈…

 

展示品はなんとなーく不気味なものが多く、これを家に持っているのかなと何気なく一緒に行った人に聞いたら、そんな訳ないと

 

あとで会場を出たときにあるビデオで知ることになったが、どうやら別宅とかに置いているようだ…

そのビデオでは、戦争関連のものを靖国神社の骨董市で購入している様子が撮影されていて、個人的にぐっと身近に感じた

どこにでもいるおじさん、みたいな感じがその時だけした

 

 

2階に移動すると杉本作品の代名詞ともいえる《廃墟劇場》がはじまる(ここでの作品説明は省く)

足元のキャプションには、演目のシナリオと古文の一文

会場では平家物語の冒頭しかわからなかった(知識がない~)が、帰って手元の目録を確認すると源氏物語等だったようだ

 「時間層の増幅」と書かれているが、なかなか気がつけない…

 

2階に入るときに「裏側にもあります」と言われたので回ってみると、《仏の海》が壁に並んでいる

柱があるのは残念だが(さすがにリニューアルでも取れなかったか)圧巻の一言

 

いろいろなことが予想以上で、よき展覧会でした

3階の展示はなかなか見れないと思う

会期明日までですが、是非

 

このあと、同じ恵比寿にある山種美術館にも行ったのでそのうちアップします

(画像とかも載せていきたい)

 

 

鑑賞日:11月4日(日)

鑑賞時間帯と所要時間:午前中、1時間半ほど

まあまあな人出、狭いスペースは順番待たないと見れない